Spa~Nursery Japan(スパ ナーセリージャパン)で今春よりスタートした新メニュー
「ヘナカラー」のご紹介です。
前回からの続きです。
■天然100%ヘナカラー
前回ブログで、基本的なカラーリングと白髪染め、
そしてそれが頭皮や髪に与える影響を解説しました。
とはいえ、放っておいてもどんどん生えてくる白髪。そのままにしておくわけにもいかない!
ですよね。
ダメージを軽減しながら、白髪を目立たなくする方法はないか?
そこでたどり着いたのが「ヘナカラー」です。
ヘナカラーとは?
ヘナ(Henna)とは、インドや北アフリカで育つ植物で、
インドでは古来より薬草として親しまれ、アーユルヴェーダでも代表的なハーブとして知られています。
赤茶色に染まる色素が含まれており、天然のヘアカラーとして日本でも認知度が高まってきました。
最近では、様々なサロンで「ヘナカラー」というメニューを見かける機会も増えているのではと思います。
ただ、ここで注意ポイント。
「ヘナカラー」と記載されているメニューにも、100%ハーブの粉末のみを使用しているものと
ヘナ+ケミカル染料を一緒に配合し、カラーリングを行うものの2種類があります。
ヘナは天然の植物なので、好みの色を自在に選ぶ、ということは基本的にはできません。
また、収穫時期などにより発色が異なったり、また、髪の質や傷み具合によっても染まりやすさ、染まりにくさが左右されてしまいます。
特に1回目は色が入りにくいため、3回、4回と回数を重ねて変化をみる必要があります。
一方で、ケミカル染料はカラーバリエーションが豊富なので、オレンジ系ブラウン、オリーブブラウンなど安定した色の変化がつけやすくなります。
スパ ナーセリージャパンでは、「頭皮と髪をいたわること」に第一の目的を考えています。
そのため、使用するヘナは100%ハーブ粉末を使用しています。
しかしながら、ヘナだけでは赤茶色の発色しかできません。
特に、メラニン色素の少ない白髪に塗布すると、かなり鮮やかなオレンジ色に!!
いくら頭皮に良くても、ヘナだけでは白髪染めとしての役割は役不足。
ヘナとインディゴのカラーブレンド
そこで登場するのが、インディゴです。
「インディゴ」、なんか聞いたことあるな、という方もいるかもしれませんね。
インディゴとは植物の「藍(あい)」のこと。
藍染めで青い色の着色をすることでも有名です。
デニムのインディゴ染めも、もともとこちらの藍染めから来ていますが
現在は藍色の主成分を人工的に製造した合成染料となっています。
イメージするとおり、藍で染めると真っ青になります。
オレンジ色のヘナと、真っ青のインディゴ。
これだけ聞くと、髪を染める勇気がどんどんなくなってきてしまいますが、ご安心を。
色の足し算で、オレンジ+青=こげ茶になるんです!
しかも、ヘナとインディゴのバランスを変えることで、ある程度の明暗バリエーションを作ることも可能。
明るめを望まれる方はヘナ多め、黒に近い落ち着いた髪色を望まれる方はインディゴ多め、と覚えておいてください。
ただ、注意点がもうひとつ。
これから先もいろいろな髪色を楽しみたい、定期的に明るさを変えたい!という方には
正直なところヘナカラーは向きません。
というのも、インディゴの染料が入った髪は、カラーリングの脱色剤やブリーチでは色を抜くことができません。
無理やり抜いてしまうとムラになってどうにも修復がきかない、なんてことも。
ケミカルカラーリングに戻すときには、今生えている部分をカットして自然な髪に戻してやる必要があるため
最低でも半年ほど我慢する必要があります。
いままで白髪染めで黒~ブラウンに染めていた方、
まめに染め直さないとならないストレスや頭皮ダメージから解放されたい方。
そんな方におすすめのメニューです。
頭皮のデトックスにも
天然100%のヘナ+インディゴカラーにはもうひとつ嬉しい特典が。
それは、最初に書いたように、ヘナ(インディゴも)は古くからアーユルヴェーダで親しまれてきた薬草であること。
アーユルヴェーダでは毒素の排出や炎症抑制などに注目されています。
かく言うHRC代表の春日も、2年間のヘナカラー実験により、
「以前よりも髪が豊かに、艶も増してきた!」と周りから大絶賛。
それだけではなく、ヘナ後は「頭皮が軽くなった感じがする」とのこと。
わたくし正信のヘナカラーチャレンジ体験談や、お客様からのコメントなども
追ってご紹介していきたいと思います!
スパ ナーセリージャパンは日本で初めてのCIDESCO(シデスコ)国際認定スパ。
スキンケアの視点から頭皮ケアもアプローチします。
京都四条烏丸・CIDESCO国際認定スパ「Spa~Nursery Japan(スパ ナーセリージャパン)」
http://spa.nurseryjapan.com/